東京都美術館で開催していた岡本太郎の展覧会に行ってきました。
10月に始まった展覧会でしたが、本日が最終日でした。
国内外にある岡本太郎氏の作品が集められた規模の大きい展覧会でした。
明日の神話
メキシコのホテルのために制作された幅30mの巨大な壁画です。
これほどの横長の大きな壁画を初めて見ました。
書き始める前に、どんな構図を頭の中に描いていたのだろうか。
そう思ったとき、岡本太郎氏の才能の凄さを感じました。
夜
普段は川崎市にある岡本太郎美術展に所蔵されている作品です。
得体のしれない夜の不気味さに、女性が上を見上げて、向き合っているように見えました。
森の掟
普段は川崎市にある岡本太郎美術展に所蔵されている作品です。
弱肉強食の世界で、与えられた才能を武器に生きる生き物のしたたかさを感じました。
燃える人
1954年のビキニ環礁の水爆実験で第五福竜丸が被ばくした事件をもとに描かれた作品です。
原子爆弾が爆発するときに発する、強大な光と、強烈な負のパワーを感じました。
無から有を生み出す才能の凄さに圧倒されました
岡本太郎氏の作品は、絵画、彫刻、陶芸、書道、写真など、多岐にわたっています。
今回展示されていた作品群を見て、
「どうしたらこれほどのものを生み出すことができるのか」
と驚きました。
そして、無から有を生み出す芸術家の才能の凄さに圧倒されました。